執筆:ハロミラボ編集チーム
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IT知識も予算もない。それでももぎりをなくせる方法。それは、ダイレクトインを可能にすることです。
来場者がWebサイトで電子チケットを購入し、当日はQRコードを機械に読み込ませるだけ。
当日現金を使わなくていい・並ばなくていいという来場者側のメリットが大きいことや、20〜49歳では100%以上にものぼるというスマホ普及率(※)とコロナ禍による非接触を求めるニーズが相まって、急速に広まっています。
ダイレクトインを可能にするには、上記ふたつの準備が必要です。
①はチケット販売サイトやシステムを活用することで可能になり、②は小さな施設ではゲート型のような大型だと費用がかさむこともあり、スタンドにタブレットやバーコードリーダをセッティングするような簡易的なもので問題ありません。
費用は①はチケット販売手数料8〜15%やシステム使用料、②は数万〜高くても10万程度でセッティングできます。
バイトを雇うよりも安い金額なので、小規模施設でも現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
また、ダイレクトインを可能にすることや、その過程における副産物が施設側に多くのメリットをもたらします。
これだけのメリットがあるので、導入するにこしたことはありません。
実際に導入するときに「Webでチケットを販売する」の選択肢が色々あって迷ってしまうと思いますが、主な選択肢は以下の3つ。
それぞれのメリットや費用を以下にまとめました。
アミューズメント施設運営支援に特化したシステム「Smart Helloチケット」では、先ほど書いたWebチケット導入などの販売チャネルに限らず、もぎりが無くせることが、他の2つの選択肢と比べて一番のメリットです。
「Smart Helloチケット」なら、施設独自のWebチケット購入サイトを簡単に作成できる上、各種プレイガイドと連携して発券・着券業務をスムーズに行うことが可能。
また、セルフ発券や窓口での有人販売も行うことができます。
利用者向けのタブレット端末を設置して入館着券処理を無人化することもできるので、様々な方法で販売したチケットの着券業務の無人化が可能です。
初期費用なし、月額費用33,000円(税込)というコスパも魅力。難しいIT知識も必要ありません。
まず代表的な方法は、eプラスやチケットぴあ、ローチケなどのチケット委託販売システムに登録する方法です。
eプラスやチケットぴあなら、販売手数料8%、興行登録料5,400円~で利用することができます。
また、遊園地や水族館、旅行先でのレジャーなど、遊びやレジャー、体験をオンライン予約・購入できるアソビューは、サービス利用料~15%で利用することが可能。
いずれも多くのイベントや遊びが登録されており、より多数の利用者にアピールすることができますが、多くの施設から選ばれることは難易度が高く、販売サイトでなんとなくユーザーとの出会いを待つのではなく、自施設を最初から指名で検索させるくらいの施策が必要になるはずです。
一口にチケット販売システムと言っても、チケット販売業務効率化をサポートしてくれるものや、集客支援に強みがあるものなど、どんな機能を得意としているかによって3つのタイプに分けられます。
システムごとに、手数料のみで使えるもの、月額費用がかかるものなど料金形態もさまざまなので、施設に合った機能や料金を比較して慎重に選ぶのがおすすめです。
チケットの販売・売上管理や、来場者の管理・集計など、煩雑なチケット管理業務を一元管理することで、コストや手間ひまを削減してくれるシステムです。美術館・水族館やアミューズメントパークなど、施設ごとに異なるニーズに合わせて独自のオリジナルチケット販売システムを開発してくれます。
初期費用としてアカウント開設費55,000円、加えて月額55,000円(すべて税込)から使用可能です。
チケット販売・管理システムをかんたんに作成・運用できるシステムです。
特にイベント告知機能が充実しており、手持ちの顧客データを活用したLINE・メールでの告知や、イベントページを作成した独自のプロモーションなどを行うことが可能。
初期費用や月額費用は不要で、チケット販売時の手数料のみがかかります(手数料は要問い合わせ)
イベント参加者情報をマーケティング施策に活用することもできます。他、「LivePocket -Ticket-」も集客支援に強みを持っています。
イベントチケットの販売・管理はもちろん、グッズや動画コンテンツなども販売できるシステムです。物販機能や動画配信機能が搭載されています。
イベントに特化しているサイトなので、常設企画以外のイベントで使えます。無料イベントであれば使用料金も0円と、使いやすいのが○。
ネットショップ「BASE」(ベイス)と連携しているため、「BASE」で販売されている商品を団体情報ページに載せることが可能です。他、「STORES」や「フリッパ」といったサイトも物販販売に対応しています。
ご紹介したように、②はイベント向けなので、残る①か③が選択肢になります。
施設運営全般の効率化などをしたい場合は、煩雑な作業の効率化や省人化にリーチできる「③アミューズメント施設運営支援システム」がおすすめです。
バイトも雇っていないような小規模施設では、月額33,000円という部分がネックになるかもしれないので、その場合は「①チケット販売サイト」でまずは試してみるのがいいでしょう。
公教育、ウェルネスなど、多彩な業界でのソフトウェア開発によって、その業界で働く人々・施設の効率化を支援する株式会社システム ディが、アミューズメント施設運営課題解決方法を提示。それを、コンテンツマーケティングを展開するZenkenハロミラボ編集チームがわかりやすく解説していきます。