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チケットのもぎりを無くしたい

目次

もはやもぎりはなくせる時代

IT知識も予算もない。それでももぎりをなくせる方法。それは、ダイレクトインを可能にすることです。
来場者がWebサイトで電子チケットを購入し、当日はQRコードを機械に読み込ませるだけ。

当日現金を使わなくていい・並ばなくていいという来場者側のメリットが大きいことや、20〜49歳では100%以上にものぼるというスマホ普及率(※)とコロナ禍による非接触を求めるニーズが相まって、急速に広まっています。

(※)参照元:総務省 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200356&tstat=000001155026&cycle=0&tclass1=000001155031&stat_infid=000032098013&cycle_facet=cycle&tclass2val=0

ダイレクトインを可能にするには

  1. Webでチケットを販売する
  2. QRコードやバーコードを読み込む端末を用意する

ダイレクトインを可能にするには、上記ふたつの準備が必要です。

①はチケット販売サイトやシステムを活用することで可能になり、②は小さな施設ではゲート型のような大型だと費用がかさむこともあり、スタンドにタブレットやバーコードリーダをセッティングするような簡易的なもので問題ありません。

費用は①はチケット販売手数料8〜15%やシステム使用料、②は数万〜高くても10万程度でセッティングできます。

バイトを雇うよりも安い金額なので、小規模施設でも現実味を帯びてきたのではないでしょうか。

また、ダイレクトインを可能にすることや、その過程における副産物が施設側に多くのメリットをもたらします。

  • コロナによる入場制限などをかけたいときに、販売数の制限ができる
  • 事前決済のため売上の目処が立ちやすい
  • もぎりの人員を削減できる
  • Webチケット販売することで顧客データが収集できる

これだけのメリットがあるので、導入するにこしたことはありません。

実際に導入するときに「Webでチケットを販売する」の選択肢が色々あって迷ってしまうと思いますが、主な選択肢は以下の3つ。

  1. アミューズメント施設運営支援システム
  2. チケット販売サイト
  3. チケット販売システム

それぞれのメリットや費用を以下にまとめました。

①アミューズメント施設
運営支援システム

アミューズメント施設運営支援に特化したシステム「Smart Helloチケット」では、先ほど書いたWebチケット導入などの販売チャネルに限らず、もぎりが無くせることが、他の2つの選択肢と比べて一番のメリットです。

Smart Helloチケットキャプチャ

引用元:Smart Helloチケット https://www.systemd.co.jp/smart_hello_ticket

「Smart Helloチケット」なら、施設独自のWebチケット購入サイトを簡単に作成できる上、各種プレイガイドと連携して発券・着券業務をスムーズに行うことが可能。

また、セルフ発券や窓口での有人販売も行うことができます。

利用者向けのタブレット端末を設置して入館着券処理を無人化することもできるので、様々な方法で販売したチケットの着券業務の無人化が可能です。

初期費用なし、月額費用33,000円(税込)というコスパも魅力。難しいIT知識も必要ありません。

参照元:Smart Helloチケット https://www.systemd.co.jp/smart_hello_ticket

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②チケット販売サイト

まず代表的な方法は、eプラスやチケットぴあ、ローチケなどのチケット委託販売システムに登録する方法です。

eプラスやチケットぴあなら、販売手数料8%、興行登録料5,400円~で利用することができます。

また、遊園地や水族館、旅行先でのレジャーなど、遊びやレジャー、体験をオンライン予約・購入できるアソビューは、サービス利用料~15%で利用することが可能。

いずれも多くのイベントや遊びが登録されており、より多数の利用者にアピールすることができますが、多くの施設から選ばれることは難易度が高く、販売サイトでなんとなくユーザーとの出会いを待つのではなく、自施設を最初から指名で検索させるくらいの施策が必要になるはずです。

参照元:アソビュー https://biz.asoview.com/、参照元:eプラス https://wos.eplus.jp/guide/plan/

③チケット販売システム

一口にチケット販売システムと言っても、チケット販売業務効率化をサポートしてくれるものや、集客支援に強みがあるものなど、どんな機能を得意としているかによって3つのタイプに分けられます。

システムごとに、手数料のみで使えるもの、月額費用がかかるものなど料金形態もさまざまなので、施設に合った機能や料金を比較して慎重に選ぶのがおすすめです。

【業務効率化】CLOUD PASS(クラパス)

CLOUD PASSキャプチャ

引用元:CLOUD PASS https://cloud-pass.info/

チケットの販売・売上管理や、来場者の管理・集計など、煩雑なチケット管理業務を一元管理することで、コストや手間ひまを削減してくれるシステムです。美術館・水族館やアミューズメントパークなど、施設ごとに異なるニーズに合わせて独自のオリジナルチケット販売システムを開発してくれます。

初期費用としてアカウント開設費55,000円、加えて月額55,000円(すべて税込)から使用可能です。

参照元: CLOUD PASS(クラパス)https://cloud-pass.info/price/

【集客・PRをサポート】チケット for LINE Hybrid

チケット for LINE Hybridキャプチャ

引用元:チケット for LINE Hybrid https://tfl.ic-product.jp/

チケット販売・管理システムをかんたんに作成・運用できるシステムです。

特にイベント告知機能が充実しており、手持ちの顧客データを活用したLINE・メールでの告知や、イベントページを作成した独自のプロモーションなどを行うことが可能。

初期費用や月額費用は不要で、チケット販売時の手数料のみがかかります(手数料は要問い合わせ)

イベント参加者情報をマーケティング施策に活用することもできます。他、「LivePocket -Ticket-」も集客支援に強みを持っています。

参照元:チケット for LINE Hybrid https://tfl.ic-product.jp/price.html

【物販販売にも対応】teket

teketキャプチャ

引用元:teket https://teket.jp/

イベントチケットの販売・管理はもちろん、グッズや動画コンテンツなども販売できるシステムです。物販機能や動画配信機能が搭載されています。
イベントに特化しているサイトなので、常設企画以外のイベントで使えます。無料イベントであれば使用料金も0円と、使いやすいのが○。

ネットショップ「BASE」(ベイス)と連携しているため、「BASE」で販売されている商品を団体情報ページに載せることが可能です。他、「STORES」や「フリッパ」といったサイトも物販販売に対応しています。

参照元:teket https://teket.jp/about

Conclusion
-まとめ-
施設の現状に合わせて
①か③を選択

ご紹介したように、②はイベント向けなので、残る①か③が選択肢になります。

施設運営全般の効率化などをしたい場合は、煩雑な作業の効率化や省人化にリーチできる「③アミューズメント施設運営支援システム」がおすすめです。

バイトも雇っていないような小規模施設では、月額33,000円という部分がネックになるかもしれないので、その場合は「①チケット販売サイト」でまずは試してみるのがいいでしょう。

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