執筆:ハロミラボ編集チーム
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スマートフォンの普及に伴い、キャッシュレスやカードレスなどさまざまなモノのデジタル化が進んでいます。イベントにおけるチケットも同様で、現物がなくても入場できる仕組みがありますので、そのメリットなどを解説します。
イベントチケットの販売をデジタル化すると、イベント当日における受付業務や来場者の集計など、アナログであればマンパワーが必要になる業務をスムーズにこなせます。当日はQRコードやバーコードを読み取るだけで簡単に受付することができるため、非接触で対応できるとともにデータ集計なども容易になります。紙のチケットであれば紛失や盗難、家に忘れたなどのトラブルリスクがありますが、電子チケットであればその心配もなく再発行業務も不要です。このように、さまざまな業務を省くことができるため非常に効率的です。
チケットのデジタル化による恩恵を受けられるのはイベント主催者側だけではありません。先述したチケットの盗難や紛失、家に忘れるなどのリスクを無くせることは来場者(利用者)にとっても大きなメリットですし、QRコード決済やクレジットカード決済などさまざまな決済方法に対応できるという点も利用しやすさに繋がります。インターネット上で購入できると場所を選ばないため、どこにいても購入することができるようにもなります。当日の入場もスムーズになるなど、多くの点において利便性の高さを感じられることから、来場者満足度の向上にも貢献するでしょう。
イベント運営における重要なポイントに費用対効果があります。開催するイベントの目的によって求める結果は変わってきますが、かかるコストは少ない方がいいということは間違いありません。電子チケットは紙のチケットと異なり、印刷や配送などといった現物だからこそ発生する工程を省くことが可能です。また、業務の効率化は人員削減にも繋がりますので、イベント運営にかかる人件費も抑えることができるようになるでしょう。ペーパーレス化に取り組むことで環境に対する配慮にも繋がりますので、SDGsの観点からもメリットが大きいと言えるでしょう。
チケット販売はイベントの収益に大きく関わる要素ですので、販売そのものにかかるコストについてもしっかりと詰めておく必要があります。イベントで達成したい目的をもとに、必要な機能を最低限の金額で利用できるチケッティングシステムを選ぶことが重要です。料金形態としてはイベントの開催・非開催に関わらずランニングコストとして発生する基本使用料のほか、チケットの販売ボリュームに応じて発生する販売手数料があります。チケットの販売売上に対して3%~10%の間で設定されることが多いので、相場感を知っておきましょう。あとは返金手数料や公演登録料などの費用が発生する可能性があります。
チケッティングシステムを選ぶにあたっては、チケット販売に関する機能はもちろんですが他の機能についても注目しましょう。プロモーションやマーケティングなどに関する機能が付いている事があり、プロモーション機能では購入者データの集計や集計データのグラフ化などを行ってくれるケースがあります。チケット販売の効率化に加えマーケティングの視点も持っておくことによりイベントの成功確率は変わってきますので、使える機能は使うようにしましょう。また、集客機能が付いているチケッティングシステムではうまく活用することで広告費の削減にも繋がります。
どれだけ便利な機能が付いていたとしても、熟練のスタッフでなければ使いこなせない、という状況では宝の持ち腐れになってしまいます。スタッフ・来場者がともに利用しやすいシステムやUIであるかどうかは重視したうえでチケッティングシステムを選ぶようにしましょう。具体的には「直感的に操作ができること」「サポート体制が充実していること」などが挙げられますが、データ管理やその後のフォローまで一括で対応してくれる業者だとなおよいでしょう。ただし、個人情報を含む顧客データを持つ場合には情報管理に注意が必要ですので、セキュリティ面も意識しましょう。
小中規模の集客施設運営をトータルサポートするためだけに作られた「Smart Helloチケット」。
Webチケット、団体予約、POS販売管理が簡単な操作で可能になります。
Point01
施設独自のWebチケット販売サイトが簡単に作成可能。
セルフ発券・着券機能で、窓口やもぎり業務の削減や無人化が実現できます。
Point02
クラウド版のため、拡張性が高く、業界ニーズに合わせたその時々の拡張機能が使用できます。
チケットの発券やPOS機能、着券機能はオフラインでも動作可能なので、システム障害の際も安心。
Point03
初期費用はどんな施設でも0円。月額費用は3万3千円・6万6千円・11万円と、使える機能によって3段階を用意。小中規模施設であれば、下2つの金額のプランで十分で、バイトを雇うよりもコスパが◎。
※これ以上の規模の施設の方はお問い合わせください
スポーツクラブ運営管理や、公務支援など、さまざまな業界で効率化を目的としたシステムを開発。
会員制施設をトータルサポートする「Smart Hello」は1,100以上の施設(※)に導入されています。
そのノウハウを取り入れた、アミューズメント施設・イベント運営向けの「Smart Hello チケット」を展開中。
公教育、ウェルネスなど、多彩な業界でのソフトウェア開発によって、その業界で働く人々・施設の効率化を支援する株式会社システム ディが、アミューズメント施設運営課題解決方法を提示。それを、コンテンツマーケティングを展開するZenkenハロミラボ編集チームがわかりやすく解説していきます。