執筆:ハロミラボ編集チーム
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「来場者数を増やす方法」というと、「宣伝をたくさん出して新規客を獲得する」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
確かに、オープンしたばかりの施設では認知度が低いため、宣伝などで新規客にアピールすることも大切です。
しかし、実はそれ以上に大切なのが、リピーターを増やすこと。
一度来場してくれた既存顧客に「また来たい」と思ってもらえるようなサービス・企画を提供することで、施設を積極的に利用するファンを生み出し、安定した施設運営を行うことが可能です。
現在、大小問わず多くの集客施設が「ユーザーのファン化」の取り組みを行なっていますので、いくつかご紹介します。
日本の美術館の中でも、多くのInstagramフォロワーを有する森美術館では、交通広告は使わず、SNSに特化したプロモーションを行っています。
ポイントは、展覧会での撮影をできるかぎり可能にしている点。来館者が撮影してSNSで発信する情報によって、来館者増を実現しています。
コロナ禍により長期休館を余儀なくされた時期に、森美術館では、自粛生活中のアーティストたちが作って食べている料理レシピを紹介する「アーティスト・クックブック by MAM」をFacebookで立ち上げ、トータル16万「いいね」を獲得。
また2020年4月末には、オンラインプログラム「MAMデジタル」を立ち上げ、展覧会で上映予定だった映像の作品などを無料公開しました。
Muuseo Museum Story(ミューゼオ ミュージアムストーリー)では、博物館施設が利用できる、コレクション投稿SNSやブログ投稿サービス、Webマガジンなどのサービスを提供しています。
コレクション愛好家やコレクターが多く訪れるミューゼオでは、博物館・美術館の展示の魅力などを伝えることが可能。情報発信やストーリーを伝えていくことで、博物館・美術館のファンを育てることができます。
大規模施設と違い、広報だけに専念できるような人材やマーケティング担当、SNS担当などがいない小中規模施設では、「企画考案まで手が回らない」ということも多いのではないでしょうか。
その場合、通常業務の効率化が大きな鍵になります。
当サイトでは、既存業務の効率化に大きく貢献する、小中規模集客施設専用のシステムなどを紹介していますので、ぜひご確認ください。
公教育、ウェルネスなど、多彩な業界でのソフトウェア開発によって、その業界で働く人々・施設の効率化を支援する株式会社システム ディが、アミューズメント施設運営課題解決方法を提示。それを、コンテンツマーケティングを展開するZenkenハロミラボ編集チームがわかりやすく解説していきます。