執筆:ハロミラボ編集チーム
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たとえ小規模博物館や公園であっても、入場料の支払いの際に、キャッシュレス決済に対応していないことで機会損失につながる時代。
現金を持たないお客様がますます増えてくることを考えると、今まさに対応しておきたい問題です。
このページでは、施設におけるキャッシュレス決済のメリット・デメリットや、できるだけ簡単に導入できる方法をご紹介します。
キャッシュレスに対応していないと、現金の持ち合わせがない場合に来園・来場を諦めてしまう確率が高まるからです。最近では、スマートフォンの普及やSuica、PayPayなどのキャッシュレス決済システムの広まりの影響で、現金を持ち歩かない人も増えています。
特に海外ではキャッシュレス化が進んでいるため、外国人観光客が多い施設ではキャッシュレス決済が不可欠と言えるでしょう。
お客様が現金を用意する時間や、レジで現金を収納したり、おつりを用意したりする業務を削減できます。
おつりを渡す際のミスも減り、トラブルやクレームを回避することができるでしょう。
現金を手渡しする必要がないため、感染症対策としても有効で、店舗に必要以上の現金を置かなくなるため、防犯対策にもなります。
スムーズな決済によってお客さまの満足度が高まると同時に、従業員が安心して働ける環境を整えることが可能です。
やはり導入時に端末設置などの初期費用がかかる点、利用料や決済手数料など導入後のランニングコストがかかる点がデメリットとして挙げられるでしょう。
また、現金決済ならその場で売上金を獲得できますが、キャッシュレス決済では現金化に時間がかかる上、契約会社ごとに入金タイミングが異なるため、管理が複雑になります。
ただし、システムの中には初期費用0円&リーズナブルな月額料金で利用できるものもあります。
費用対効果などをトータルで考えると、導入する方がメリットを感じられるでしょう。
キャッシュレス決済は基本的に通信サービスのため、災害や停電、通信トラブルなどが起きると使えない場合があります。
ただし、中にはオフラインでも決済できるシステムがあるので、よく比較して選んでみてください。
施設の客層によっては、キャッシュレス決済が「面倒くさい」「分からない」と敬遠される可能性があります。
現金払いの客層がメインの場合、初期費用や月額料金を支払ってまで導入する必要は薄いかもしれません。
ただし、最近では高齢者もほとんどの方がスマートフォンを利用しています。キャッシュレス決済に抵抗がない人も増えていますので、案内を丁寧に行うことで、意外にスムーズに導入できるかもしれません。
また、施設の今後のことを考えると、導入することが必須と言えるでしょう。
キャッシュレス決済は、来場者の満足度や利便性をあげ、施設の効率化に繋がる「手段」のひとつでしかありません。
キャッシュレス決済に対応したいというニーズの本質を、運営関係者自身が把握することが必要です。
先ほど挙げたような施設の運営効率化であれば、他にも「団体予約のデジタル化」「年パスの管理のデジタル化」、来場者の満足度であれば「顧客分析」などがあると、より良い施設になっていきます。
そのためにおすすめなのが「決済代行サービスがついた施設運営のためのシステムを使うこと」です。
システムそのものに決済代行サービスがついていれば、自社で新たに契約する必要もなく、かつキャッシュレス対応だけではなく、他の業務効率化にもインパクトを与えられるからです。
具体的に、システムを導入することでどんなBefore・Afterになるのかを、施設における主要業務別にご紹介します。
解説に活用したシステムは、「Smart Helloチケット」。このシステムを選択した理由は以下です。
では、実際に「Smart Helloチケット」を使い、キャッシュレス決済に対応することでどんなことが楽になるのか、以下で解説しています。
Smart Helloチケットでは、施設独自のWebチケット購入サイトを手軽に作成することができます。
ユーザー側はクレジットカードで決済が可能になり、施設側は手数料以外の費用は発生しない為、運用コストを抑えることができるという、双方にメリットがあります。
また、各社プレイガイドとAPI連携する事によりQRコードを連携し施設へのダイレクトインが可能です。
消費者庁によると、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%。
キャッシュレス決済を「よく利用している」とする者の比率は2019年12月の54.2%から2022年2月には64.0%に増加しており、キャッシュレス決済がどんどん広まっていることがわかります。
そのため、キャッシュレス決済を導入することで現金の受け渡しなどが減ることで、窓口業務や、窓口に人が並ぶ時間が軽減できることは間違いありません。
上記のシステムの公式サイトは以下になります。気になった場合は資料請求など、ぜひ。
当サイトでは、「キャッシュレス決済対応」以外にも、小中規模集客施設の様々な課題解決のための方法をまとめています。
公教育、ウェルネスなど、多彩な業界でのソフトウェア開発によって、その業界で働く人々・施設の効率化を支援する株式会社システム ディが、アミューズメント施設運営課題解決方法を提示。それを、コンテンツマーケティングを展開するZenkenハロミラボ編集チームがわかりやすく解説していきます。